エイヤッ!読みのクセがある!(予想読み) 
ピアノは 「見えたものを 見えたとおりに弾く」 が
なぜか難しいと感じませんか?
本来、 「PCキーボード」 や 「電卓」 のような
原稿をそのまま打つタイプのものは
「見えたものを 見えたとおりに」
それが基本 のはずなのに、
ピアノの場合はなぜか、それが一番難しく 感じる!
「楽譜とは、半分見落としながら弾くものだ」
と、テキトウに読んだり、
「もっとスラスラ弾きたい」 と、
いきなりテンポアップを優先して、半分予想しながら読んでない?
ドキッ!
ほらね。そしたら 「ミスなく弾けるようになりたい」 は無理ですよね?
「見た目は簡単な楽譜」 なのに、なぜかうまくいかない! 見た目は簡単なのに、なぜか弾くとうまくいかない! そう感じたときは、 自分自身が 読譜 に詰まって、計算が間に合わなくなったときに
「ええとぉ・・・・・・」 と 沈黙するのを嫌がって 「ここかな? エイヤッ!」 (読まずにカンで当ててる!) を連発していないか、自分を疑ってみてください! 【♪を読まずに、予想にまわっている】 音符を読む のが面倒で
次のメロディーを 予想 しながら弾くクセがある
| リアルタイムで 考えながら考えてると ところどころ、計算が間に合わないところが出てきます。
でも 「ええとぉ・・・」 と止まることを嫌がると、イチかバチかの試し押し! 「ここかな? エイヤッ!」 (間違い覚悟で、ドキッとしながら試し押し) それで外したときは、音符の読み違い ではないのです。 そもそも、読んでさえいない。 暗号 (解読が間に合わない) のまま、突っ込んで間に合わず 読めてないのを、そのたびにカンで押していれば、 ミスを連発するのは当然で
「あっ!」 と、ミスした時は、 読んでるつもりなのに、読んでなかった!
わぁ怖い! と感じた嫌なものを 「エイヤッ!」 に 逃がしていただけだった。 それは 実力不足ではなく、勘が外れた のでは?
「楽譜とは、半分見落としながら、予想で補いながら弾くものだ」 と思い込んで 音符を毎回 読むのが面倒 で、次の展開を 半分予想しながら 弾くクセがありませんか? ・ ・ こうなんじゃないか? と予想したら、その瞬間から 頭の中で 「こうなるに違いない!」 と思い込んで 半分予想しながら 待ってることになるから・・・・・・
【アニメGIF】 たとえ、予想と違うパターン が目に映っても、事前の思い込みから とっさの反応が出来ずに、 あれ? 変だな と思いながら、そのまま 間違ったキーを押してしまう! ああ、今の私が、まさにそんな感じです! こう聞くと、
「じゃあ 予想を外さなければ いいんだな!」 と思うでしょう? 違うんですか?
「楽譜とは、半分見落としながら、予想で補いながら弾くもの」 それってずいぶん、性格がアラっぽくないですか? (初見の実力を上げたいのに、目の前の音符を読んでない!) 読めてないから、苦し紛れにカンに頼るのであって 予想をかけなくなる のが実力でしょう? 予想を当てる のではなく、見えたものを 見えたとおりに弾く
予想読み で、間違ったときの反省の仕方が
今度はもっとうまく当てないと! になってませんか?
| 当たる、当たらない! は関係ありません!
「きっとこうくるに違いない」 その思い込みが ミスを招くのです! 予想が当たる、当たらない以前に、予想している時点でダメ なのです! 目の前の音符に間に合ってない! なぜなら 今扱っているテーマは、初見! 子供の頃のレッスン のような、
「課題曲を 何度も繰り返し弾いて、先生にマルをもらう!」 ではありません! 子供のレッスンの 『練習曲』 だったら、 正しく弾けてるかどうか? が判定基準なので、
多少のズルも、見逃されますが、 それが 『初見』 の練習になると、 ズルしてでも当てたい! という 雑な性格は 上達の邪魔になります!
弾いてると、だんだん楽譜を見る余裕が、なくなってくる。
視界が狭く、見えないから、途中で分からなくなって
苦し紛れに 「ここかな? エイヤッ!」
とやったら、音がおかしくなって、
さらに混乱して 「ココはドコ?」 ・・・ と、完走できずにギブアップ!
| それはもう、初見の練習 にはなっていないのです。 (ミスが多い人ほど、『予想読み』 の比率が高い)

困ったことの答えしかみてない |