まず最初にリピートありき

「ミスしたくない」 と言ってるのに、目の前の練習は
「楽譜を見ながら正確に弾く」 と反対のことをやってませんか?
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音符を読むのが面倒で、ここかな? エイヤッ! と 試し押し!
あるいは、間違えたとき 「当てずっぽうで隣りのキーを、押し直す!」 と
テキトウに押してませんか?
弾いて間違ったとき
耳で×を感じても、当てずっぽうで隣りを押さないでください
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試し押し で正解を拾ったときは、ミスから何も学んでないのです! (ミスから何も学習していない、その場しのぎの状態) ・
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大人なのに 子供みたいな練習になってませんか?
子供の頃にピアノを習っていた方は、 ピアノの練習は、「リピートの回数勝負」 と教わってきたかもしれません。
できなかったら、何度も繰り返して できるようになるまで反復しましょう! |
しかしその結果、「できなかったら? → できるまで頑張る!」
のような、何も考えない練習しかしてこなかった人ほど、
一度のミスから学習できず、同じ失敗を繰り返す 傾向があります。
手段 と 目的 を間違えて
練習の回数を費やすこと自体が、目的になってませんか?
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まず最初にリピートありき ではなく
目の前の練習で 成功 を確認してから、その成功 にリピート かけないと
 | あれっ、うまくいかない! 気を取り直してもう一回! また上手くいかない。 気を取り直して・・・・ |
明らかに失敗している事実 を目の前にしながら 「失敗している」 という自覚さえなく、同じ失敗を繰り返してしまいます!
「練習量で勝負です」 が原因!
ピアノの練習は、やった通りにインプットされます!
練習初期に ミスを連発 していたら、
それは見事に 「ミスのクセ」 としてインプットされてしまいます!
 | えっ? 弾いたときはそうでも、 ちゃんと 修正された形 で記憶されないのですか? |
そんなことはありません! それどころか・・・・ 【同じ失敗を繰り返す】
・ ああん! うまくいかない、今の演奏は、なかったことにして・・・・
・ 今のもナシ! 次こそが本番!
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そう思いながら、反省がないまま、何度も弾き直してるのでしょう? ドキッ!
それもまた、自分では 「失敗を記憶から消したつもり」 でも、 残念ですが 消せない履歴 として、しっかり残ってしまうのです!
今まで、練習量が足りないから、ミスが多いのだと思ってました!
練習はやったとおりにインプットされます。
普段の練習で 「ええとぉ・・・」 と言いながら、半分止まりながら弾いてたら
今度は止まらないで弾きたい! と思ったときも、
指の 「一時停止のクセ」 に悩まされますし
通し練習で、毎回のように 「1度のミスで一発アウト」 に引っかかって
ミスを連発していたら?
その、ボロボロの演奏ごと 「練習履歴」 として記録されるのです!
えっ? 頭で忘れれば、消えたことになりませんか?
ならないのです。
その失敗ごと、消せない履歴 として記録されるのです!
実際に、今までの練習を振り返って、
ミスの数を ズルをせずに 正確に 数えてみると、
自分が今まで、どんな練習をやっていたのか分かりますよ。
ズルをせずに、正確に数える?
今までは、ミスの数 が あまりにも多すぎて
「正確なミスの数」 と向き合えず 数字を甘くしたカウント だったと思います。
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【数字を甘くしたカウント】
・ 1回目は指慣らしです! 2回目からが本番です!
・ おっと、今のは調子悪かったので、なかったことにして・・
・ 今のも、なかったことにして・・・・ (続けて数回)
・ 今回のが1回目です! 95点でした! まあまあです!
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あれ? 自分に都合良く、目をそらしてきた事実がここに……

「部分練習」 は正解のパターン化を!
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